ポートサイドの歩み「ひかりの街づくり」

COLUMN

ポートサイドエリアではアートやデザインのイベントを開催するなど、「アート&デザインの街づくり」が進められてきました。「ひかりの街づくり」は2016年から実施されており、LEDの小さなライトが入ったペーパーランタンに絵やメッセージを書き込み、金港公園や付近の樹々を美しく灯します。

<「ひかりの街づくり」の開催背景> 「ひかりの街づくり2021」 より引用

ポートサイド地区は、まちづくりにおいて、明るすぎる街灯に「光害」という言葉がもちられるようになった時代に、近田玲子氏(ライティング・デザイナー)指導のもと、あえて、明るさを押さえたやさしい街路照明を計画しています。近田氏は、そのことが評価され、ポートサイド地区の屋外照明計画で北米照明学会 Award of Merit を受賞されました(1995年)。

その流れを受ける「ひかりの街づくり」は大型の電源を用いないスマートなイルミネーション・イベントです。ポートサイドの冬の夜をやさしい光で温めます。また「ひかりの街づくり」は「アート&デザインの街」にふさわしく「みなさんの参加」をメインに開催されてきました。このイベントが「街づくり」と名乗る所以です。ひとつひとつの灯りで、参加されたみなさんのを暮らしを、ポートサイドコミュニティの毎日を可視化します。

※本事業は終了しており、本記事は開催当時の内容です。